◆◇◇資産リスク
回避術 |
さらにリスクを減少させたければ、債券などの比較的安全な資産におカネを避難させるの
がセオリー。いわゆる「質への逃避」だ。債券は発行匹がデフオルト(債務不履行)を起こさな い限り、償還まで持てば元本が戻ってくる。 外貨建ての債券(外債)なら国内債券に比べて利回りが高い。ただし為替リスクがあるし、 昨年以降は利回りがかなり低下している通貨もある。しかし証券会社などで販売している外 貨MMF(マネー・マーケット・ファンド)を組み合わせれば、ある程度、リスクは回避できる。 まず円高のときに外貨MMFを買っておく。次に外債の利回りがある程度納得できる水 準に戻ったら、外貨MMFの資金で外債を購入。もし満期時に円高になっていたら、元利金を 外貨のまま受け取って元の外貨MMFの□座に入れ、円安になったときに円に戻せばよい。 この方法を実践しているファイナンシャルプランナーの前川貢さんは「元利金を償還時に自 動的に円に換える証券会社でなく、外貨で受け取れる会社を選ぶのがポイント」と話す。事前 に確認しよう。2008年(平成20年)3月23日(日曜日)NK |
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アメリカの三大投 信会社 200803NK |
とは糸島が前二菱UFJ投信で運Jたファンドのことで、愛称は「凄腕」。二〇〇〇年十月末の
運用開始以来、二月二十二日まで基準価格(分配金再投資ベース)は約四三%上昇。同時 期の東証株価指数(TOPIX)の変動率(約五%下落)を大きく上回る。割安株を巧みに見つ け出す手法は高く評価され、業界のいくつかの賞も受けた。最近一ヵ月間もTOPIXをやや上 回る成績をあげている。 翻って米国。キャピタル、バンガード、フィデリティ……。三大投信会社はすべて独立 系だ。キャピタルならある程度のコストをかけても市場平均を上回る成果を目指すアクテ ィブ運用。バンガードならコストを極力抑えて市場平均並みの成果を狙うパッシブ運用が 売り物。 バンガードと提携し低コスト投信を販売するセゾン投信のように、直販方式も現れ始め た。「自らの運用哲学を投資家にじかに伝え、共感を得ながら販売していきたい」と社長の中 野晴啓(44)は強調する。 |
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シャープレシオ NK200802 |
高いほうが望ましい(価格の変動率がマイナスの投信は、反対になるので注意)
「一以上」を基準とするのも一案 |
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ゼロ・クーポン債 2007~8NK |
投資収益を考える際は利率ではなく 「利回り」が目安になる、
こうした観点からみるとゼロ・クーポン債が使いやすい。利付債だと償還時に受け取るの は額面価格と最終回の利息だけなので、資産を増やすには、途中で受け取る利息を使わず にとっておくか、別途運用する必要かおる。ゼロ・クーポン債だと償還時に利益のすべてを 受け取るので途中の運用を考えなくて済む。2007NK |
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